部長と新人の歌声が繋いだ、スナックの夜

なんかね、仕事の後にふらっと立ち寄ったスナックが、予想外に最高だったんだよね。上手いとか下手とか、そんなの関係ない世界で、みんなが歌って、笑って、感動して。なんだか、すごく温かい気持ちになった夜だったから、どうしてもみんなに伝えたくてブログを書いてます。
その日、いつものように仕事が終わって、ちょっと気分転換に近所にある馴染みのスナックに顔を出したの。カウンターに座って、マスターに「いつもの」ってビールを頼んで、ぼーっと店内を見回していたら、なんかいつもと雰囲気が違ってて。
まず、席に座ってたのが、うちの会社の部長! え、なんでここに?ってびっくりしたんだけど、部長も私の顔見て「お、〇〇さんじゃないか!」って。まさかこんなところで会うなんて、っていう奇遇。部長って、普段はスーツ着て、ビシッと仕事してるイメージしかないから、スナックで楽しそうに歌ってる姿なんて想像もしてなかったんだよね。
で、部長が何を歌ってたかっていうと、まさかの演歌! しかも、なんかもう、感情こもっちゃって、涙ぐんで歌ってるの。「え、部長、大丈夫…?」って心配になったんだけど、周りのお客さんも、マスターも、みんな温かい目で見守ってて。部長の熱唱に、なんだかこっちまでジーンとしちゃって。普段見せない部長の人間らしい一面というか、なんかこう、心の壁がスッとなくなった感じがしたんだ。
その部長の感動的な(?)演歌タイムが終わったと思ったら、今度は新人の子が登場。その子、入社してまだ数ヶ月の、いつもは物静かで、あんまり自分から話さないタイプの子なんだけど。その子がマイクを握って、選んだ曲がまさかのアニソン! しかも、結構マニアックなやつ(笑)。
「え、この子がアニソン!?」って、私含め、場にいたみんながびっくり。でもね、歌い始めたら、もうすごかったの。音程とか、そんなの関係なく、とにかく楽しそうに、一生懸命歌ってる姿に、さっきの部長とはまた違う感動があって。
そしたら、不思議なことが起きたんだ。部長が、その新人の子の歌に、手拍子しながら「いいねぇ!」って声をかけてるの。さっきまで涙流してた演歌の部長が、アニメソングに合わせてノリノリになってる。そして、その新人の子も、部長の反応を見て、さらにいきいきと歌い始めて。
最初は「え、この二人、どういう関係?」って思ったんだけど、気づいたら、場にいたみんながその新人の子の歌に引き込まれてて。気づけば、サビの部分では、私とか、他の常連さんとかも一緒に歌ってた! 「ここ、みんなで歌うところだよね!」って、自然に声が出てた。
マイクは一本なのに、その一本のマイクを囲んで、年齢も、会社の役職も、普段のキャラクターも、全部溶けていくような感覚。部長は部長の人生があって、新人の子は新人の人生があって、それぞれに好きな歌があって、それをこうやって、一つの空間で共有できるって、すごくない?
音程が外れても、歌詞が飛んじゃっても、全然気にならない。むしろ、みんなで「あー、そこね!」とか「間違ってるよー!」なんて言いながら、大合唱になるのが、なんか「正解」みたいな。スナックの夜って、いつも誰かの人生のサウンドトラックが流れてるって言うけど、まさにそんな感じ。
その夜、部長と新人の子が、歌っていう共通言語で、職場の壁を軽々と超えていくのを目の当たりにして、本当に感動したんだ。普段、会社では「部長」「新人」っていう、肩書きでしか見てなかったのに、歌ってる時のあの笑顔とか、真剣な表情とか見てると、「あ、この人も一人の人間なんだな」って、しみじみ思っちゃった。
なんだか、すごく元気をもらった夜だったな。明日からまた仕事頑張ろうって、単純に思えた。スナックって、ただお酒を飲むだけの場所じゃなくて、人と人が繋がったり、新しい発見があったりする、魔法みたいな場所なのかもしれないね。また近いうちに行こうっと。✨
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