ママだって、推しがいるんです✨

最近、お店をやっていて「あ、私にも推しができるんだな」って、しみじみ思うことがあって。スナックって、基本的には私がお客さんを楽しませる場所でしょ? そう思ってたんだけど、意外とそうじゃない夜も多いんだよね。
今日来てくれるかな〜って、ドキドキしながら待っちゃうお客さん、何人かいるんです。それがね、もう、推し!って感じなの。話が面白くて、ついつい聞き入っちゃう人とか、いつもお店の雰囲気をパッと明るくしてくれる太陽みたいな人。あとは、あんまり口数は多くないんだけど、帰り際に「今日、楽しかったよ」なんて、ポツリと一言くれる。そういう人が来てくれる日って、なんとなくだけど、その夜はいつもよりキラキラしてる気がするんだ。
これって、アイドルを応援するのと、ちょっと似てるのかなって思ったりして。ファンの人たちが、推しの活動を応援したり、パフォーマンスに元気をもらったりするように。私も、お客さんのそういう姿を見たり、会話をしたりすることで、いつの間にか自分が元気をもらってるんだよね。
「今日はこの人が来てくれるかな?」って、お店を開ける前からちょっとワクワクしたり。来てくれたら、「あ〜、嬉しい!」って、心の中で小さくガッツポーズしたり。なんか、そういうのが、なんだかんだで日々の楽しみになってるんだ。
「ママ、今日はどんなお客さんが来るのかな?」って、期待とちょっぴりの不安が入り混じりながら、カウンターに座る一人一人と向き合う。最初は、ちゃんと話を聞いてあげなきゃとか、場を盛り上げなきゃとか、そういう義務感みたいなものもあったんだけど。
いつからだろう。お客さんの笑顔を見るのが、ただただ嬉しくなったのは。お客さんの楽しそうな声を聞くのが、自分のことみたいに嬉しくなったのは。そして、ふと気づいたら、私自身が、お客さんの温かさや、面白い話、何気ない会話から、たくさん元気をもらっていることに気づいたんだ。
「なんか、私の方が楽しませてもらってるかも…?」って、ちょっと申し訳なくなるくらい。でも、それってすごく幸せなことだなって、今は思ってる。このお店が、私にとっても、お客さんにとっても、そんな温かい場所になっていったらいいなって。今日も、カウンター越しに、どんな新しい「推し」に出会えるかなって、ちょっとだけ、わくわくしながら、扉が開くのを待っているんです。
(Googleマップ案内)
難波徒歩圏内のお店です。