新しいボトルキープさん、いらっしゃい!

最近、お店に新しいボトルキープのお客さんが来てくれたんです。30代くらいのサラリーマンの方で、転勤でこの街に越してきたばかりなんですって。お仕事も忙しいみたいで、なんだかちょっと寂しそうな顔をしてたのが印象的でした。
「知り合いも全然いなくて、休みの日はどうしたらいいか分からなくて…」って、カウンターでぽつりとお話ししてくれたとき、なんだか胸がキュッとなっちゃいました。わかるなぁ、そういう気持ち。新しい土地って、最初は何もかもが手探りで、心細いもんですよね。私も、昔一人暮らしを始めたとき、近所の人とも全然話せなくて、休みの日はずーっと部屋にこもってた時期があったなぁ。
そんな時、スナックって不思議な場所だなって思うんです。初めて来た人でも、なぜかふっと肩の力が抜けるというか。カウンター越しにマスターやママさんと話したり、常連さんと顔見知りになったり。特別なことじゃなくても、誰かとちょっとでも繋がれるだけで、全然違ってくるんですよね。
だから、その新しいお客さんにも、思わず「ここは第二の家だと思って、いつでも気軽に寄ってね」って言っちゃいました。そしたら、その方、パッと顔を明るくしてくれて。「ありがとうございます!そう言ってもらえると、すごく嬉しいです」って、すごく安心したような顔になってくれたんです。それを見たとき、「あぁ、この仕事やっててよかったな」って、心からそう思いました。
別に、大げさなことしてるわけじゃないんですよ。ただ、お客さんの言葉に耳を傾けたり、ちょっとした気遣いをしたり。それだけで、誰かの心が少しでも軽くなるなら、こんなに嬉しいことはないなって。
この仕事って、結構色々な人が来るんです。若い人から、人生の先輩まで。みんな、それぞれに色々な話を持ってきてくれる。仕事の愚痴だったり、家族の話だったり、趣味のことだったり。時には、私なんかに人生相談をしてくれる人もいるくらい。
もちろん、楽しいことばかりじゃない時もあります。お店が忙しくてバタバタしたり、お客さんと意見がぶつかったりすることだってある。でも、どんな時でも、お客さんが「また来よう」って思ってくれるような、そんな温かい場所でありたいなって、いつも思ってるんです。
今回の新しいボトルキープのお客さんも、きっとこれから色々なことがあると思います。でも、もしこのお店が、その方がこの街で少しでもホッとできる場所になったなら、私にとって最高の出来事です。また次回、会えるのが楽しみだな。どんなお話を聞かせてもらえるかな? 早く来ないかな〜って、ちょっとワクワクしています😊
(Googleマップ案内)
南海難波駅徒歩圏内のお店です。