今日もお疲れ様でした、私

お店のシャッターを閉めて、一人きりになった空間。こうして夜な夜な、閉店後の「ひとり反省会」が始まるんよ。今日の出来事を頭の中でぐるぐる再生させながら、片付けをしていく時間。これが意外と、私にとって大事なルーティンなんだよね。
今日の売上は、まあ、ぼちぼちやったかな。特別良くも悪くもなく。でも、やっぱり気になっちゃうことがあるんだ。いつもならカウンターで楽しそうに話してる木村さんが、今日はなんだか元気なさそうで。「どうしたんだろう?」って、声をかけようか迷ってるうちに、あっという間に時間が過ぎちゃって。明日、また来てくれるかな。もし来てくれたら、今度はちゃんと「何かあった?」って聞いてみよう。スナックって、そういう、ほんのちょっとした声かけが、すごく大事な気がするんよ。
それにしても、ハイボールのオーダーが多い日って、だいたい「ちょっと何かあった人」が多い気がするのは気のせいかな? 「あー、なんか疲れたなー」「今日、色々あったなー」って、ちょっとだけ、みんな弱音を吐きたくなる時ってあるじゃない? そんな時に、ふらっと立ち寄って、おいしいお酒を飲みながら、誰かに話を聞いてもらったり、ただ静かに飲んでたり。スナックって、そういう「ちょっと疲れた」とか「ちょっと寂しい」とか、そういう色んな気持ちを、そっと受け止めてくれる場所なんじゃないかなって、最近よく思うんよ。
私も、お店に立ってる時は、みんなのそういう気持ちに寄り添いたいなって思ってる。もちろん、楽しい時は一緒に笑って、嬉しい時は一緒になって喜んで。でも、落ち込んでる時には、そっと隣に座って、温かいお酒を注いであげるだけでも、少しは心が軽くなるのかな、とか。そういうことを考えながら、グラスを磨いたり、テーブルを拭いたりしてる。
木村さんのこと、明日こそはちゃんと話しかけよう。もし、私に話せることなら、ゆっくり聞かせてもらおう。もしかしたら、私自身も、閉店後のこの静かな時間で、今日の出来事を整理してるのかもしれない。明日もまた、みんなが笑顔で「また来るね!」って言ってくれるような、そんなお店でありたいなって、改めて思った夜でした。さ、もうひと頑張りして、帰ろうかな。お疲れ様、私😊。
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