お母さん、ありがとう

今日ね、お店にね、お客さんがふらっと入ってきてん。なんかちょっと元気なさげで、手に持ってたのは真っ赤なカーネーション。
「あのね、これ、買っちゃったんだけど、渡す相手がいなくて…」
そう言って、しょんぼりしながらカーネーションを見せてくれたんだ。なんだか、その言葉が胸にじんわり響いてね。
「そっかぁ…それは残念だったね。でも、せっかく綺麗なお花なんだから、このまま枯れちゃうのはもったいないよ!あのね、私がお部屋に飾るから、ここで引き取ってもいい?」
そう言ってみたら、お客さん、ちょっとびっくりした顔をして、でも、すぐにふにゃっと笑ってくれた。
「あ、ありがとう。じゃあ、お願いしようかな。」
そう言って、カーネーションを私に託してくれたんだ。なんだか、その瞬間、私がお客さんのお母さんみたいになれたような、そんな不思議な気持ちになったよ。
お店に飾ったカーネーションは、真っ赤で、すごく存在感があるの。時々、ふと見ると、その鮮やかな赤に元気をもらってる気がする。
お花を飾ってくれた後、お客さんがふと、
「やっぱり、ここが一番のお母さんだな。」
って、ぽつりと言ってくれたんだ。
もう、その言葉を聞いた時、涙腺がゆるみそうになっちゃった。うるうるって。
だって、私、本当にお母さんじゃないのに。でも、そう言ってもらえたことが、なんだかすごく嬉しかったんだ。
普段、お店では色々なお客さんと接するけど、たまにこうやって、心に触れるような言葉をかけられると、本当にやっててよかったなって思う。
「お母さん」って、きっと、温かさとか、安心感とか、そういうものを連想させる言葉だよね。そのお客さんにとって、私がそういう存在になれたのかなって、思うと、なんだか胸がいっぱいになったんだ。
もしかしたら、そのお客さんは、誰かにカーネーションを渡したかったけど、それが叶わなくて、寂しい気持ちだったのかもしれない。そんな時に、私が「飾るよ」って言ってあげたことで、少しでも心が軽くなったのかなって。
そう考えると、私もすごく嬉しい。
お母さんって、私にとって、一番身近で、一番温かい存在。いつも、私のことを気にかけてくれて、心配してくれて、でも、決して干渉しすぎない。そんな絶妙な距離感が、私にとってはお母さんの温かさなんだと思う。
私も、いつかそんな存在になれたらいいな。誰かの心に、そっと寄り添えるような。
今日のお客さんの言葉は、私にとって、そんな風に思わせてくれる、宝物みたいな言葉になったよ。
カーネーション、綺麗に飾って、大切にするね。そして、またいつか、お店で笑顔で会えるのを楽しみにしているよ。
なんだか、今日はちょっとセンチメンタルな気分だけど、でも、すごく温かい気持ちで一日を終えられそう。ありがとう、お客さん。ありがとう、お母さん。😊✨
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