ずっと夢見てた、私の小さな秘密基地✨

あの日のこと、たぶん一生忘れられないと思う。そう、私がずっと憧れてた、自分だけのお店をオープンした日。築40年くらいかな? ちょっとレトロなビルの2階に、6坪くらいのこぢんまりとした空間。ドアを開けた瞬間、なんだかドキドキが止まらなかったのを覚えてる。
お店の名前はまだなくて、ただ「OPEN」って書いた手作りの札をドアにかけただけ。カウンターには、これから私のお友達になってくれるお酒のボトルたちが、蛍光灯の明かりを浴びて静かに並んでた。なんだか、みんな私に「大丈夫だよ」って語りかけてくれてるみたいで、じんわり温かい気持ちになったのを覚えてる。
開店時間になって、ドキドキしながらお客さんを待ってたんだけど…最初の1時間、本当に誰も来なかったの。「あれ?私、間違えたかな?」とか、ちょっと不安になっちゃったりもした(笑)。でも、そんな時って、不思議と時間がゆっくり流れるんだよね。
そしたら、8時を過ぎた頃かな? いつもの常連さんになってくれる、Aさんがふらっとお店に入ってきてくれたんだ。もう、その時の嬉しさといったら! Aさんは、お店を見回して、ニコッと笑いながら「ここ、いい雰囲気だね」って言ってくれたの。
あの言葉、本当に私の心に響いた。なんていうか、このお店でやりたかったこと、全部を肯定してもらえたような、そんな気持ちになったんだ。不安だった気持ちが、一気に吹き飛んで、全身に力がみなぎる感じ。Aさんのあの言葉が、私にとっての「ここから始まるんだよ」っていう合図みたいだった。
そう、これが私のスナックの、本当に始まりだったんだなって、今でも思う。なんだか、私だけじゃなくて、来てくれたみんなの「秘密基地」みたいになったらいいなって。仕事で疲れた時とか、ちょっと元気がない時とかに、ふらっと立ち寄って、肩のひじ張らずに「ただいま〜」って言えるような、そんな場所。
カウンターに並ぶボトルたちも、なんだかみんな、それぞれに物語を持ってるみたい。お客さんの好みを聞いて、その日の気分にぴったりの一杯を選んであげる時間も、私にとっては宝物みたいな時間。お酒だけじゃなくて、その人の話に耳を傾けたり、ちょっとだけ悩みを共有したり。そういう温かい繋がりが、この小さな空間で生まれていくのが、本当に嬉しくて。
もちろん、毎日は楽しいことばっかりじゃないんだけどね。でも、そういう時も、このお店に立って、ボトルを磨いたり、BGMを選んだりしてるだけで、なんだか心が落ち着くんだ。きっと、このお店が私にとっても、安らぎの場所になってるんだろうなって思う。
これからも、この場所で、いろんな人との出会いを大切にしながら、私らしく、温かい時間を作っていけたらいいな。Aさんの「いい雰囲気だね」って言葉を、いつまでも胸に。さあ、今日も一日、どんな出会いがあるかな? ワクワクしながらドアを開けよう。😊
(Googleマップ案内)

地下鉄湊川駅徒歩圏内のお店です。