夕暮れ時の魔法

駅からお店まで歩く、ほんの5分間。この時期だけは、なんだか特別な時間が流れてる気がするんだよね。アスファルトの熱がじんわり足元から伝わってきて、夕方なのにまだむしむししてる。でも、ふと空を見上げると、茜色に染まった雲がとっても綺麗で。「あ、夏だなぁ」って、思わず息をのんじゃう。
汗ばんだ顔をハンカチでそっと押さえながら、頭の中ではもう、キンキンに冷えた麦茶の一杯目が弾けてる。あ〜、早く飲みたいな、なんて想像するだけで、なんだか元気が出てくるんだ。今日も一日、無事に過ごせてよかった。そして、このお店でみんなと会える。そんな当たり前のことが、なんだかすごく嬉しくなる瞬間なんだよね。「今夜も元気で、楽しくやろうか!」って、そんな気持ちになる。
お店のカウンターに並んだ電気。それを点ける直前の、ほんのちょっとした静寂の時間が、私、密かに好きなんですよ。だって、そこにはこれから始まる夜への期待感と、今日一日を頑張った自分への労いが、ぎゅっと詰まってる気がするから。カチッ、とスイッチが入ると、温かい光があたりを包み込む。それがまた、一日の疲れをそっと癒してくれるんだ。
その電気の灯りと同じくらい、お店に集まってくれるみんなの笑顔が、私にとっての太陽みたいなもの。今日あった嬉しかったこと、ちょっとだけ落ち込んじゃったこと。どんな話でも、ここはみんなが安心して素直になれる場所でありたいって、いつも思ってる。だから、カウンターに座る一人ひとりの顔を、できるだけまっすぐに見るようにしてるんだ。
お店のオープン前って、ちょっとだけバタバタするんだけど、その合間にも、ふと窓の外の景色を眺めることがある。夕焼けがどんどん濃くなって、街の灯りがぽつりぽつりと灯り始める。あのグラデーションが、なんだかたまらなく好きで。一日の終わりと、新しい夜の始まりが、こんなにも美しく混じり合ってるなんて、すごいなって感動しちゃうんだよね。
そして、ドアが開いて、最初のお客様がいらしたときの、あの「いらっしゃいませ!」の声。何度言っても、なんだか新鮮な気持ちになる。その声に、今日一日頑張った自分へのねぎらいと、これから始まる時間へのワクワクが、全部詰まってるような気がするんだ。
カウンターに座る常連さんが、ちょっと疲れた顔で「お疲れ様」って声をかけてくれたり。初めてのお客様が、緊張した面持ちでメニューを眺めていたり。そんな色んな表情を見ながら、今日この場所で、どんな物語が生まれるのかなって、こっそり楽しみにしている。
このお店に来るまでの道も、お店の中も、全部が私にとっての大切な場所。夕暮れの空を見上げるあの瞬間も、カウンターの電気をつける直前の静けさも。そして、みんなと笑い合えるこの時間も。全部が、私を元気にしてくれる、かけがえのない宝物なんだ。今日も、ここでみんなの笑顔に会えるのが、本当に楽しみだな。✨
(Googleマップ案内)

新開地駅徒歩圏内のお店です。